2 class=”styled_h2″>脱毛で反応するメラニン色素とは？
脱毛前の知識、メラニン色素とはいったい？
メラニン色素とは、人だけでなく動物や植物、その他一部の菌類、真正細菌において形成される色素のことである。
このメラニン色素は、皮膚の表皮最下層の基底層や毛髪の毛母などにあるメラノサイト（色素細胞）で生成されています。
また、一部は網膜色素上皮細胞で生成される。
みなさんの身近なところでお伝えすると、あなたの髪の色や肌の色はこのメラニン色素によって決まっています。
メラニン色素について詳しくみていきましょう。
メラニン色素の役割とは？
みなさんの肌の細胞の中に存在している「核」部分に太陽光（紫外線など）があたることにより、核の中に存在しているDNAが破壊されたり、変異したり、細胞が死んでしまったり、皮膚がんを引き起こしたりしています。
メラニン色素は、それらを防ぐ働きがあり、表皮最下層の基底層のメラノサイトで、核（DNA）に紫外線が届かないように（核部分の傘の役割を果たすように）生産されています。
メラニン色素があなたの体の細胞内の核部分（DNAなど）を紫外線から守る働きをしていると思っていただけれると、メラニン色素が体に必要なものだとご理解いただけるかと思います。
メラニン色素の種類
メラニン色素は大きく分類すると３つの種類に分けられます。人の肌の色を大きく分けると、白人の肌の色（ヨーロッパや北米）、黒人の肌の色（アフリカ、中東）、そして我々日本人も含まれる黄色人種（アジア）に分類されます。
人の肌の色に違いはありますが、その色の違いを決めているのが｛メラニン色素」となっています。
メラニン色素には、ユーメラニンとフェオメラニンの２つがあります。ユーメラニンは、褐色～黒色の色素になり、フェオメラニンは、黄色～赤色の色素になります。
メラニン色素は、人の髪の色や体毛の色を決めるだけでなく肌の色もこのメラニン色素によって決まります。
日本人の肌の色は、２つのメラニンが混合しているもので髪の毛の色に関してはユーメラニン色素（褐色～黒色）が強いとされています。
ちなみに、フェオメラニン（黄色～赤色の色素）の多い白人は、紫外線を浴びることにより活性酸素を作ってしまい（メラニン色素が細胞、DNA、核を守れていない）皮膚がんが多いとされています。
シミの原因はメラニン？
シミといっても、いくつかの種類がありシミができる原因もそれぞれ異なります。しみが形成される原因には「メラニン色素」が関係しています。
体の内部にある色素細胞の中のチロシンというアミノ酸からメラニンは生成されています。
チロシンが紫外線を浴びるとチロシナーゼと呼ばれる酵素になり、反応と変化を繰り返し最終的にメラニンが産生されます。
産生されたメラニンは、皮膚のターンオーバー（約２８日間）によって体から排出されていきます。夏に日焼けをされても秋ごろには肌が白くなっていくのはこのためです。
しかし、過剰な紫外線を浴び続けることによりケラチノサイトに異常が起こると、メラニンを作る色素細胞へ命令が出続けてしまい、過剰にメラニンを作り出してしまうのです。
過剰に作り出されてしまったメラニン色素は、ターンオーバーで排出されきれず、シミとして残ってしまうのです。
シミの原因はメラニンの過剰な生産と、ターンオーバーの乱れが原因となっています。
ターンオーバーの乱れは生活習慣、食生活、加齢、ストレス、紫外線、などが原因とされています。
シミの種類
シミの中で最も多いのが、紫外線が原因によるシミです。この老人性色素斑は若年層よりも30代、40代以上から多くみられるものとなっています。特にこの老人性色素斑ができやすい部分は、ほっぺた・こめかみ・おでこなどになっています。
そばかす
そばかすは、遺伝的な要素が強く、早い方であれば小学生や中学生のころから出てくるのが普通です。特にそばかすができやすい部位は、鼻周りや目の下部分になっており、成長とともに増えたり紫外線を浴びすぎるとことにより濃くなったりするケースもあります。
脱毛には日焼けは禁忌
光脱毛やレーザー脱毛では、メラニン色素に働きかける脱毛方法であり、過度な日焼けをされている方や色の濃くなっているシミの部分には照射ができない可能性があります。
シミ（そばかす）は遺伝的なもの要素がありますが、脱毛方法を選ばれたい方はできるだけ日焼けを避けられたほうが良いでしょう。
日焼けをどうしてもお仕事や趣味でされてしまう方は、ニードル脱毛と呼ばれる日焼けの関係ない脱毛を検討してみましょう。 浜松メンズ脱毛専門Evansでは、初回カウンセリングで日焼けやお肌の色を確認させていただいております。
その際に、ご自身のお肌の状態が不安な方はご相談ください。
